完走はしたけれど、初めて走った後に後悔した。やらかした。
なんで自分をコントロールできなかったんだろ。
明らかに最初の15キロが速すぎる。
スタートにドアラがいて、めっちゃテンション上がったのもあり。
エントリーの時の目標タイムは4時間にしたはずで、周りに合わして走ってたら、あれ?速すぎちゃう?って思って落としたつもりが全然落ちて無くて。
トイレに並んで整列に間に合わないAやBのゼッケンの人もたくさんいたみたい。スタート直前に前のブロック行こうと、並んでる横を進んでくる人がたくさんいた。
どんどん抜かされてたからいつものペースと思ってたのが、まちがいだった。
途中ガーミンを見てキロ5分15秒くらいのペースになってるのをみて、やっちゃってる!と思った。
と同時に、過去3回の名古屋ウィメンズマラソンはそのシーズンのベストが出ていて、3時間40分位で走りきれていたことが、やっぱり頭のどこかに残っていて。もしかすると、走れちゃうかも?って自分に期待したのもある。
きっとこれがペース落とせなかった1番の理由。今の自分には出来ないとわかっているのに、なんで期待したんやろー。
そりゃ早々に失速する訳で。
10キロから15キロの間は風が強く、日陰で寒く、既につらくなり始めた。
応援に来てくれた名古屋のお父さんとも言える大先輩に20キロ地点で声掛けてもらい、ハーフを走った友達とスライドで声掛けあったり。辛いけど楽しかった。
早めに取ったジェルが駄目だったのか、20キロ過ぎから吐き気かして、早々に歩き始める。
今回はもしかしたら完走無理かもと不安になる。とりあえず、無事にゴールはしなくちゃと前に進むけど、すごい孤独に感じた。
吐き気がおさまって走り出したら、冷え切った脚がガッチガチで、攣り始めた。だましだまし進むしかない。余分に持っていたゴミ袋ポンチョかぶるも、太ももまではカバー出来なくて。太もも冷やさない対策、要検討。
18キロ以後、何も口にしてなかったので、力もでなかったのが、30キロ超えたあたりでチョコやういろう食べたり、33キロの付近のレッドブルエイドでレッドブル飲んで、コーラももらって少しづつ回復。
一度バッキリ脚が攣った時に、明らかに動きかおかしかったのか、スプレーもったボランティアさんが駆けつけてスプレーしてくれた。なんて手厚いサポート!
36キロの過ぎたあたりから、ボロボロ過ぎる自分がほんとにおかしくなってきて、楽しくなっちゃって、久しぶりに沿道の人たちとハイタッチしまくったり、声援に答えたり、なんだかんだと最後の6キロは楽しく笑ってゴールできた。
やっばっり、ナゴヤドームにダンシングクイーン聞きながら走り込んでゴールするのは特別だなあ。
ティファニーは死守。Tシャツとタオル、ステンレスボトルももらえた。
応援してくれた大先輩とハーフの友人と合流して、初フル挑戦の友人のゴールで出迎えた。
初フルの友人が楽しかったーと言ったので、ほんとによかった!
ドームでしばらくゴールみながらのんびりしてたら、最終のランナーがやってきた。ドクターランナーとともに。感動してしまうー。
寒い中長い時間サポートしてくれた、ボランティアや大会関係の方々、ほんとにありがとうございました。
特にボランティアの方々の声掛けがほんとに熱くて、力をもらえました。
今回はご褒美とはいいがたい走りだったけど、待ちに待った打ち上げはやらないと。
焼き鳥屋さんで、ビールに日本酒!
日曜日に営業している店がホテル近くで見つけられず、検索してみつけた栄のしげと言うやきとりやさん。
めちゃ美味しくてあたりだった!
焼き鳥食べたあとはいつものワインバー。
泡でカンパイ!
おつまみはいちごとマスカルポーネの生ハム包にした、めちゃうまだった。
例えおかしいけど、いちご大福みたい。生ハムの塩気が少なくて合う。
赤も飲んで、また泡に戻ってと、ワイン堪能。飲んで話して、ゆったり素敵な時間。
飲んでる途中も情けない気持ちになっちゃったりしたけど…
今回の走りはほんとに後悔しか無い。
なんで楽しみにしていた大会でこんな走り方しちゃたんだろ。冷静沈着な人になりたい。
日が経つにつれ、じわじわと情けなさが増してくるけど、この気持ちを書いておいて、来年の大会前に絶対読み返そう。
同じことをしないように。
大切な大会を無駄にしないように。